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 昨年半ばから、日本のネット書籍販売が活気づいてきた。6月から7月にかけて独ベルテルスマン系の BOL と日経系の bk1 が相次いでオープン。以前から日本上陸が伝えられていた米最大手の Amazon も11月に営業を開始した。
本格的な書店としては 紀伊国屋書店 1店舗しかない牧歌的な状況が長らく続いてきたが、にわかに熾烈な戦争状態に突入した格好だ。

 紀伊国屋は以前に何度か利用したことがある。書店で見つけるのがほぼ絶望的な書籍でも、データベースで探して買える便利さがあるのを実感した。

 先ごろ、かなりまとまった冊数の書籍を購入する必要があったので、bk1とAmazonを使ってみた。

 Amazonは開業キャンペーンで送料が無料になっている。10冊も20冊も買う場合は、1冊300〜400円とは言え送料がばかにならないから、これはありがたい。追加で1〜2冊必要なのが出てきた時にも気軽に頼める。

 bk1では、8,000円以上を買うと送料を無料にしてくれる。あらかたAmazonで頼んだ後だったので、以前から欲しかった本を追加し、8,000円になるようにして注文した。かれこれ合計で20数冊。オンライン書店でこれほどまとまった買い物をしたのは初めてだ。

 仕事柄、本のまとめ買いはよくする。新しい分野に手をつける際には、10〜20冊を買い込むことが珍しくない。書店ではもちろん、立ち読みで粗く選んでから買う。それを家に持ち返って、さらに中身を吟味すると、意外とつまらないと判明するのがいくつか出てくる。これはしょうがない。10冊買って、ほんとうに有益なのが1〜2冊あればいい方だ。

 今回ネット書店で頼んだ本のほとんどは、ネット上の情報を参考にして選んだ。あまりハズレがないように選んだつもりだが、続々と届く本の中を見てげんなりしてしまった。書店で立ち読みしていれば、絶対に買わないであろう中身の薄い本が何冊も混じっていた。