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 ブロードバンド系コンテンツの状況が確実におもしろくなってきている。ADSLが500万人前後まで普及したので客層の厚みは十分なものになっているし、コンテンツ制作の面 でも楽曲系、3DCG、グラビアアイドル系、デジタルコミックなどの過去数年にわたる試行錯誤がよい具合に効いてきて、喜んで視聴できるコンテンツがふんだんに散らばっているという状況である。

 先日映画「ピンポン」を観たが、音楽も気に入ったのでCDを買ってみた。主題曲を歌っているスーパーカーというユニットはこの時初めて知った。ウェブで色々調べてみると彼ら自身のCDを買ってもよさそうな"耳が近い"アーティストである。言うなればアンビエントポップ+由緒正しい日本のテクノというポジショニング。こういうのには目がない。彼らの曲はBitMusicでも何曲か有料のが入手できる。でもアルバム「HIGHVISION」を買うつもりなので有料ファイルの方は買わずに済ませた。

 本稿を書く直前にブロードバンドポータルサイトのMORRICHに行ったら、5月に彼らが行ったライブのすべて全体を無料で配信していた。めちゃくちゃ有り難い(500円ぐらいなら払ってもよい)。MORRICHの動画配信は数百kbpsの速度があれば、320×240程度のサイズでかなり精細な画面 を観ることができる。SME系のアーティストしかいないのが難だが、それでもブロードバンドポータルサイトとしては第一級。企画モノのコンテンツでもかなりいけてるのがある。推定少女の毎週のナマ放送などは、新人プロデュースにブロードバンドコンテンツがどんな風に使われているのかを知るという意味では必見。

 スーパーカーに限らずどこかで新しいアーティストに巡り合うチャンスがあると、今では動画、音声、静止画などのコンテンツがどっちゃりウェブ経由で得られる。例えば「ちょびっツ」のようなアニメ番組で使われている主題歌などでも同様。

 一度「ピカピカ」を各種のサイトで確かめてみるとよい。彼女たちはまだテレビに出演しないプレアイドルなのだが、ZONEにはない"駈け出しのストーリー"があって興味深い。ファンサイトをいくつか巡ってみると、彼らのコンテンツの購買パターンのようなものも見えてくる。